アレチウリ                    2013.12.3  


子どもたちといっしょに幼虫探しをしていたときに7年生が見つけたものです。見たことのない星型の実です、なかなかいい形で
クリスマスリースにでも使えそうです。調べてみると北アメリカからやって来たアレチウリでした。
ただし、特定外来生物に指定されている有害植物のひとつです。繁殖力が大きく、県をあげて駆除活動をしているところもあるくらいなので、広がらないうちに取り去るべきです。

   カヤラン                     2013.11.26  


朝、校門前の向かい側のスギ林で棒をのばして 何かやってる人がおられました。校長先生が聞かれたところ、カヤランを採っているところだったそうです。スギの枝先に着生蘭が生えていました。春にはここで花が見られたとのこと。まったく気づかなかった花です。つぼみのついているひと枝をもらわれて 管理用務員さんが中庭のところで育てておられるで、春の花が楽しみです。

   サツマイモ                    2013.10.2  


学校農園の畑に4年生が苗を植えたサツマイモです。イノシシに食べられてしまわないうちに収穫できました。
みんなでスコップを持って切らないように掘りあげ、全体を広げて つるの長さやどこにイモができているのか観察しました。
イモのつる(葉の葉柄)のところを食べたことがないというので、調理して子どもたちにおいしさを味わってもらおうと考えてます。

   タイヌビエ                    2013.9.6   


除草剤を使われなかった学校農園の田んぼに生えていたヒエの仲間です。コメ・アワ・ヒエの3つは日本の重要な主食だったものです。
でも粟は粟餅で少しはなじみがあるのですが、稗は食べる機会がありません。飢饉のときでも収穫できた稗は気候の変化などに強く、大切な救荒食だったはずです。試食したいので、何とかして殻を外して食べられないものか試してみます。

   7年生のカエルくん                2013.7.9   


7年生教室で飼っていたオタマジャクシ。学校農園の田んぼから採ってきた卵から育てていました。ドックフードを食べてすくすく大きく育っていたのですが、足が生え、手も出てきた頃にたくさんおぼれてしまいました。
オタマジャクシからカエルになるときに、エラ呼吸から肺呼吸へ代わります。切り替えが十分できていないときに水槽の水が深く、陸に上がって皮膚呼吸ができなかったためだと思われます。生き残った25ひきの小さなトノサマガエルは もとの田んぼへみんなで放蛙会をしにいきました。

   ヒミズ                      2013.6.17  


家の近くで見つけたと、4年生が持ってきて来てくれました。かわいいモグラのなかまです。3年生教室でもみんなに見せてくれました。
体長84mm、尾長25mm、体重17gでした。おとなのヒミズです。昆虫やミミズをたくさん食べます。寿命は3年くらいだそうです。

   マムシ                      2013.5.27  


ニホンマムシ。学校農園の田んぼのそばで見つかりました。ここへは子どもたちも観察などにたくさんやってくるところです。
管理用務員さんが草刈りのとき、鎌で捕らえられたものです。毒を持つ動物をルーペを持って近くで見る機会は少ないので、
うろこのようすが魚とこんなに違うのを さわって初めて知りました。

   ヒバリ                      2013.5.1  


畑の上で楽しそうな鳴き声をよく聞くのに、これまで姿を写真に撮れる機会がありませんでした。このときは農作業をしていると ヒバリが近づいてきました。泥だらけの手でデジカメを取り出し あわてて撮影です。頭の上に立てた冠羽がとさかのようです。
 以前、ヒバリのさえずる高さを知りたくて、生徒たちと測ったことがあります。2カ所に分かれて上空でさえずるヒバリを見上げる角度をもとに計算で求めました。50mくらいの高さだったように覚えています。

   イチョウ                     2013.4.22   


4年生といっしょにイチョウの新芽を観察に行きました。先週は緑の葉がまったく見えていなかったのに、きょうはとても小さな葉が見えてきていました。はしごで登って、ものさしで7mmの大きさだと測ってくれました。
葉が開く前の形はちいさな芽キャベツのようだと子どもたちの観察ノートには書かれてありました。

   タムシバ2013                    2013.4.1   


春になると楽しみに待っているタムシバが咲きます。昨年はほとんど花が見られなかったので、ことしこそはと 期待どおり大原の山々を飾ってくれました。
大原のまわりの山々に いっせいにたくさん咲く年と見られない年が交互にやってきています。サクラの開花が早かったのと同じように、例年よりも1週間早く咲きました。

   タ ケ                     2013.2.27  



 学校農園のそばにある竹藪から許可を得て、工作の材料にするタケをみんなで切ってきて使いました。協力してノコギリを使ったり、布を巻き付け、りっぱな水てっぽうができました。
 空気と水の性質を調べるとき、4年生はプラスチック製の水てっぽうを組み立てたことはあったのです。でも大原の地元の竹を使って、自分だけの水てっぽうが作れたのはいい経験になったはずです。