イチョウの四季               2014.12.15   


学校農園の近くにある大きなイチョウの木です。春の芽吹きから、花が咲き、ギンナンが実り、金色の葉が舞うまで、身近に季節の移り変わりを観察できる大切な木です。いまはすっかり葉を落とし 春までお休みです。

   イノシシ                  2014.10.31   


4年生と秋の野鳥を調べに出かけたときのことです。仕掛けられたおりにイノシシの子どもウリ坊が捕まっているのに出会いました。
逃げようと狭いおりの中を走り回っていました。畑を荒らすイノシシですが、「かわいそうや、逃がしてあげたら」「ずっと見ていたい」と子どもたちの素直な気持ちです。

   シロバナサクラタデ             2014.10.7   


里の駅近くのあぜ道で9月頃からたくさん咲いていました。ここは水がたまって湿地のようになっているところです。
花色が桜色のサクラタデの仲間です。めずらしい野草ではないのですが、なかなか風情のあるきれいな花です。

   ヤマタカマイマイ              2014.10.1   


2年生が家で見つけたと カタツムリを持って見せにきてくれました。ころんとした形で、このあたりでは見かけない種類です。
どうやらヤマタカマイマイのようです。準絶滅危惧種のひとつだそうです。教室で育てて みんなで観察する動物が増えました。

   ミソハギ                  2014.9.8   


野村町の休耕田に咲いていたミソハギです。見つけたのは山からしみ出した水でちょっと湿った所。赤紫の花色があざやかです。
漢字では禊萩と書くそうです。お盆の頃に咲き出し、仏様に供えたり みそぎなどにも使われたということです。

   ヒマワリ                  2014.7.18   


4月にヒマワリの種子の観察から始め、ポットで自分の苗を作って植えにいきました。1cmくらいの大きさだったタネが、いい土と日当たりの良い環境ではこんなに大きく育ちました。子どもたちは自分の背の高さをこえて大きくなるのを楽しみにしていました。まだ つぼみは小さいので、大きな花が咲くのは夏休みになってからです。

   オオムギ                  2014.6.3   



給食でもオオムギの入った麦ごはんを食べてますが、麦が育っているようすを稲のようには見ることは少ないので、学校農園でオオムギとコムギを育てました。晩秋に種を蒔いて麦踏みも経験しました。麦わらがストローとして使えることはシャボン玉を作って確かめました。子どもたちはフライパンで上手に麦を炒って、おいしい麦茶パーティができました。

   イチョウの花                2014.5.12   


学校農園へ行く途中にある大きなイチョウの木の観察を続けています。きょうはハシゴを持っていき、イチョウの花を探しました。
数週間前にはとがっていた枝先だったところから、何枚もの葉と共に小さなげんこつが二つずつ、これが雌花です。学校には雄花の木があるのですが、ここから花粉が風で飛んでいってるのでしょうか。

   だれだろう                 2014.5.7   


雨上がりのテニスコートに足跡が残っていると、ローラーでコート整備をする前に知らせてもらいました。
足跡の肉球の形、歩幅や左右の足跡が一列ではなく幅が少しあることからイヌ、またはタヌキくんの足跡のようです。

   タムシバ2014                2014.4.11   


ことしも大原の山々にタムシバが咲きました。順番からすると今年はだめかなとあきらめていたのですが、たくさんの花を見ることができました。元気な4年生たちと学校裏に見える大木に挨拶に行ってきました。タムシバの花はずっと高い枝先ですが、白い花びらは足もとにたくさん落ちています。
大原の山にたくさん見られるのに、里山の残っている八瀬に生えてないのはなぜでしょう。

   山へ帰ろう                 2014.4.9   


朝の高野川を歩いているニホンジカに出会いました。シカは夜行性なので、夜の間に食べ物を求めて河原を下ってきたのでしょう。
これから八瀬や大原の山まで帰るのでしょうが、途中にたくさんある堰堤を下ることはできても、登るのは大丈夫かと心配してしまいます。

   熱気球                   2014.3.17   


暖めた空気は軽くなって上がっていく。こんな実験で確かめました。使ったのはポリエチレン0.01mmのシート。アイロンでうまく接着できるか、みんなでいろいろ試して気球を作りました。      
講堂で試すと 天井まで上がっていき歓声があがりました。つぎはもっと大きなさかなの気球を作って、こんどは運動場でやってみました。

   里山                    2014.3.8   


大原里づくり協会が里山の環境を考える里の森楽校を開きました。雑木を生活に利用するのがあたりまえだった子どもの頃は、
里山で薪を採ってきて調理や風呂を沸かしていたと地元のひとに聞きました。ひとが手入れをして豊かな里山を維持してきたのを復活させようと、今回は生活に役立つ木々 コシアブラ、タカノツメ、エノキ、カエデの苗をみんなで植えました。

   雲をつくる                 2014.2.25   


水はあたためなくても水蒸気になること、水蒸気は冷やすと水つぶになることを学習したあと、みんなで雲をつくってみました。
ビーカーに少しのお湯と線香の煙を入れておき、保冷剤で上空の冷たさを再現しました。そっとふたを開けるといっぱいの雲が出てきました。

   冬野菜                   2014.1.28   


自分たちで育てた冬野菜を食べようと4年生はみそ汁パーティーを開きました。ちょっと小さなダイコンととても小さなニンジン、それに水菜が材料です。包丁の使い方や野菜の切り方も勉強です。給食調理員さんにならってハート型などのラッキーだいこんもつくりました。できあがったみそ汁はみんなでおいしくいただきました。