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キ ャ リ ア 教 育 |
1年間取り組んだキャリア教育(生き方探究教育)の成果を発表しました。
取り組みのねらい
○ 自らの課題を見つけ、体験を通して主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる。
○ 常に地域との関わりを考え、地域への情報発信を通して、
自分の適性やこれからの生き方を考えることができるようにする。
○ 各教科や領域で身につけた知識や技能などを横断的・総合的に活かすことができるようにする。
この作品を作るにあたって、FM京都とリビング京都新聞社に協力をいただきました。
ラジオCM
「あー極楽」編
1.目的 毎日の疲れを癒す。静かな大原を好む。大原通を増やす。
2.ターゲット 50代の人、毎日疲れている人で温泉などで疲れを癒そうとしている
3.コンセプト 極楽ラジオCM
「癒しの大原」編
1.目的 リラックスできる大原を夫婦旅行の定番に

2.ターゲット 50代の夫婦(他府県の人)
いつも仕事や家事で疲れている
3.コンセプト 疲れを癒しに大原に行こう
新聞コラム
1.目的 大原に観光客を呼び、知ってもらう
2.ターゲット 怪談系が好きな人、大原について知らない人
3.コンセプト あなたの知らない大原
4.タイトル 「 知られざる悲劇の跡 」
あなたは大原という場所を知っているだろうか。京都にある観光地だが、実は知る人ぞ知るオカルトスポットでもある。地元の人の中で有名なのが、「おつうが森の伝説」これはおつうという女が大蛇になる話。他にも小野がすみなどの話があるが、その中であまり知られていない話がある。
宝泉院という寺院があるのだが、そこの天井には おびただしい数の飛び散った血の跡、手の跡が染みついている。実際に見るとまがまがしく、長いこと目を向けられない。なぜ、宝泉院のしかも天井にこんな血の跡があるのだろうか。
それは 戦国時代、豊臣秀吉の息子・秀頼の大坂城での悲劇を物語っている。あの天井の血の跡は秀頼の大坂城での最期、徳川家に大坂の陣で滅ぼされたときの血なのである。そして、秀頼らの霊魂を供養するため、宝泉院建立時にその血の跡がついている板を 天井に張り付けたという。
彼らの魂は供養されたのだろう。しかしもしかすると、今でもその魂はこの世をさまよっているかもしれない。 そんな歴史の残る大原に一度来てみてはどうだろうか。そして実際に天井の血の跡を見てほしい。静かな自然に囲まれた大原で、生々しい血の跡・命の跡・歴史の跡を垣間見て、感じてほしいのである。
You don't know real Ohara.
Do you know "Ohara"? There is an occult and sightseeing spot in Kyoto. It's a famous story "Otsuga-mori". The content is about Otsu. She bacame a big snake.
There are other stories like "Onogasumi"etc. But there are not famous stories. You can see many bloody hand stamps on Hosen-in temple's ceiling. It looks very cruel. Why does it exist there?
It's about Toyotomi Hideyoshi's son,Hideyori's tragedy in Sengoku era. The blood on the ceiling was left by those who were killed in Ohsaka-no-jin battle.
Their spirits were prayed. When Hosen-in was built, the planks with blood were put on celling. Their spirits may be in heaven. But their spirits may be wondering around now.
Why don't you come to the histrical place,Ohara. I want you to watch the celling. Ohara is a quiet place. You will see and feel the bloody lives and the history.
1.目的 観光客を大原に集める
2.ターゲット 風景写真家(プロアマ問わず)
3.コンセプト 季節の変わり目を楽しめる大原
4.構成案 「四季を見つけよう」
大原は昔ながらの文化が残る里山です。風景写真家の心を動かす季節ごとの感動があります。
大原には歴史深い寺院が多くあります。三千院や寂光院などは有名で、これらの寺院を訪れると四季折々の景色の移り変わりと共に歴史のロマンを感じることができます。
三千院の参道には、おせんべい、ドレッシング、柴漬けなどを売る多くの店が連なっています。アイスキュウリ(これは漬け物の一種で、決してアイスクリームではありません)は、味がしみこんで少し甘さもあり、大人気です。毎日曜日の朝に行われる大原朝市では、大原名物”柴漬け”入りたこ焼きも売られています。地元で採れた新鮮な野菜も並んでいます。
春の大原は、サクラはもとより、新緑の美しさも味わえます。一本ずつわずかに色合いが異なる木々が、まるでモザイクのようにうつり、色鮮やかな写真が撮れるかもしれません。夏の川のせせらぎは心を癒し、夜には蛍が飛び交い、幻想的な一枚の写真とつくりだすかもしれません。秋になると木々は真っ赤に紅葉し、実光院では“不断桜”と呼ばれるサクラが咲き、サクラと紅葉が同時に味わえるめずらしい時期があります。冬には寺院の庭に雪が降り積もり、一面に広がる白銀の世界に心が洗われます。
このような大原にぜひ滞在し、宿からのどかな田園風景を味わいながら、四季折々の"顔"を撮ってみませんか。
Let’s find four seasons in Ohara
Ohara is a countryside where old culture is left. Landscape photographers will be attracted and touched by every dramatic season.There are many historical temples which are famous for their glorious past.
Sanzenin Temple and Jyakouin Temple are both very famous, and when you visit these temples, you can feel the change of the season and historical romance in Ohara.
Along the path to Sanzenin Temple, there are many shops which sells rice crackers, dressing and shibazuke(it's a kind of pickles).Ice Kyuuri(Iced Cucumber) is not an ice cream but a kind of pickles. It tastes nice and a little bit sweet, so it is very popular.On every Sunday morning, In Ohara Asaichi (an open market to sell many special products in Ohara.) Shibatako( dumplings with octopus and shibazuke) is sold. Fresh Vegetables are sold at that place.
In spring you can feel not only the beauty of the cherry blossoms but also the beauty of the fresh green leaves.The difference of the trees' colors makes the mosaic view so you may feel like taking mosaic, brilliant pictures. In summer the murmuring of a stream heals our hearts, and at night fireflies fly around and a fantastic picture may be taken. In fall the trees changed their colors, green to red. In Jikko-in Temple there is a special cherry tree which is called "Fudanzakura"(the meaning is constantly blooming), so you can see both colored maple leaves and cherry blossoms at the same time.In winter it snows over the temples garden, and you can enjoy the silver colored garden covered with snow.
How about staying in an inn, and taking pictures of every season. Enjoying yourself with the quiet countryside!
キャリア教育(生き方探究教育)とは、社会に出た時に必要な力をつける教育です。大原中学校を卒業してやがて社会に出た時、「(一人立ち)自立」できるための学習です。
キャリア教育で 新聞社やラジオ局で働く人の姿や考え方が、君たちのこれからの生き方にプラスになったことでしょう。
社会に出た時に、どんなことが大切だと思いますか?
・自分の言いたい事が人にうまく伝えられること
・コミュニケーション。何ごとも振り返ってもう一度考えること。あいさつ。期限を守ること。
・人との付き合い方ができるか。
・あいさつや会話をすること。何かあった時に助け合うこと
・人間性。人との関わり方。知識。責任感やいろいろなことが大切
・やっぱり人の目を見て話すこと。いろいろな知識をもつこと。誰にでも元気にあいさつする
・いろんな分野のある程度の知識を持っていること。先輩などにはしっかりあいさつする(先輩で
なくても)
・人との関わりをもつこと。知識。人間関係
・あいさつ。自分の考えをはっきり言う
・流されないこと。第一印象
・自分をアピールする。しっかりやる時はやる!!という意識を持ち。責任を持つ
・自分の伝えたいことを相手にどのように伝えるか。相手はどんな人か、何を一番伝えたいかなどの自分の考え
・コミュニケーション能力。態度
・自分でした事は最後まで責任を持たなければいけないということ。やる時は真剣にやらなあかん
ということ
・礼儀正しくする。責任感
・いかに自分の意見を相手にわかりやすく伝えるか
・常識
今回のFM京都や京都リビング新聞社との取り組みで、学んだことは
・自分がいつも簡単そうだと思っていることも、本当はもっと難しいことだということ
・社会に出た時の厳しさ。仕事をすることがどれだけ難しいことか。ルールを守るということ。
・職業についての基本的なこと
・何でもがんばること
・自分の仕事は一人でする。自分の考えを強調して聞いてもらう。人の考えも聞いて考える
・何度も校正をして繰り返しやること。手順や方法を考える
・声をうまく出せるように発声方法を学んだ。この取り組みを生かして、将来常識のある人間になりたいです
・人の目を見て話す。ちゃんとした知識をもっていないと社会には出られないということ。これから…この経験を生かして、将来常識のある立派な人になりたいです
・大人になってプロの仕事をするようになったら、時間にしても何にしてもお金がついてくるので、今のように時間をもてあましてはいけないと思った。大原を出て行ったときにも、時間をむだ
にしないようにしたい
・キャリア教育を通じて、一つ一つの仕事の大切さがわかったので、すべての事に真剣に取り組んでいきたい
・何をするにもいろんな人の協力がいる。プロの仕事は「責任」とかあるから大変。『自分の行動に責任をもって、自信を持つ』
・ミスが許されない。自分の行動に責任を持つ
・やると決めたら恥ずかしがらずにしっかりやる「軽はずみな行動や発言をしないように気をつける」「場の雰囲気を読む」
・何度も案を見直して、ミスの無いようにすること〈リビング新聞社〉声を大きく元気に話す大切さ〈FM京都〉しもぐちさんを見て、ますますそう思った。これから…今まで以上に大原のことをいろんな人に知ってもらって、全国へ大原の名を知ってもらえるような案をこれから考えていきたい
・自分の意思や文章(考案)をいろんな視点から見て考えること。仕事は遊びじゃないこと
・仕事の大変さ、人間付き合い。これから…自分の意見を持つ
・なんでもちゃんと取り組むこと。自分の気持ち(考えとか)をしっかり持つ。コミュニケーション力は大切
・しっかり聞き手の方を考える。いろんな工夫をする
・企画書の作り方。いろんな人の協力があってそれができる。これから…いろんな人と協力しながら、いろんなことをしていきたい
・企画などをしっかり最初に考えて、物事を成し遂げること
・社会はきびしい。大きな額の金が動く仕事には、責任がすごく重い
・プロの仕事の大変さ。厳しさ。自由の意見に責任を持ち、大切にする
・やっぱり子どもがプロの仕事をやるのは大変。間違ったらあかん。失敗は許されない。 これから…一つ一つ真剣にやる