Rydal

 ホークスヘッドからアンブルサイドへはバスで移動しました。日本からの旅行者とはここでお別れです。走り出したバスの窓から手を振ってもらいました。
 このアンブルサイドの町からは 北へ向かって歩道を歩いていくことにします。車道は車がたくさん通りますが、そばの石垣の向こうは牧場になっていてヒツジがのんびりしています。
途中に公衆電話を見つけ日本へ電話しました。なぜか、ここからの電話代は1£でもゆっくり話せました。
 きれいな流れに沿って道路わきの歩道を北へ歩いていきました。この流れはレイダル湖とウィンダミア湖をつないで流れています。この小川にかかる小さな石組みの橋を渡って、やがて土の道、レイダル湖へのフットパスFootpathに入りました。地図ではこの道でいいように思えるのですが、自信ががありません。こういうときは現地の人にたずねるのがいちばんです。向こうから歩いてきた人に聞いてみました。この道は レイダル湖へ行けますか、とたずねて、yesと教えてもらえて安心です。
 やがて森の中の小道は少し登り道になっていました。この道はレイダル湖から流れ出し、南のウインダミア湖へ進む流れに沿っているようです。さらに行くと向こうに湖が見えてきました。湖の岸には紫のツリフネソウの群落がたくさん広がっています、これだけあるとツリフネソウがとてもきれいです。ちょっとここで休憩です。

turifune flower
 湖岸の道には何組も夫婦で散歩されています。湖の対岸には自動車道がありますが、こちら側はfootpathだけで静かな散歩道になっています。しっかり斜面にシダがたくさん生えていますが、その中を通り抜けていく道はしっかり踏まれています。フットパスはほんとにみんなの散歩道です。広くはない小道です、すれ違いのときにHelloと笑顔であいさつしていきます。年配のご夫婦、小さい子どもを連れた親子、犬たちをつれたおじさん、若い高校生くらいのひとたち。
 ここでも犬たちはお気に入りの木の棒をくわえていました。
 私はグラスミア湖の流れ出るところにかかっている木の橋を渡っていきました。
sketch

next day sheep

flagRydal water