はがき
郵便局とポストが大好きです。
日本で待つ小さな娘に毎日ハガキを出しました。いまなら電子メールがどこからでも出せるようになってきました。それでも絵を描いて送るハガキのすばらしさにはかないません。
日本の官製ハガキのように、切手が印刷されている官製ハガキはオーストリアの郵便局でも買えました。スケッチを描くのはできればその国のハガキにしたいので郵便局で売ってないか聞いてみます。なければ、文房具店でA6サイズのカードを買って使います。
また、郵便にはきれいな記念切手もほしいので 手に入れるためには郵便局を探します。大きな町の郵便局にたどり着いても、受付のカウンターがずらっと並んでいて、どこが記念切手を扱っているのかわからないのがふつうです。案内の掲示が掲げられているはずなのですが、窓口の区分がよくわかりません。記念切手とは書かれてません。とりあえず係りの人に聞いてみることです。
書きかけのハガキを見せて日本までの切手を下さいというのは、ことばが通じなくても分かってもらえますが、それでは通常切手しか渡してもらえません。大きな郵便局を探してわざわざやってきたのは、きれいな切手を求めてです。なかなか分かってもらえなくても、ここであきらめずに 思いつく単語を並べて、美しい記念切手をいろんな種類でほしいとがんばりました。
でも、私の語学力ではなかなか難しく、とくに英語を話さない国では苦労してもわかってもらえないことが多いのです。
また、空港でも郵便ポストの数がとても少なくなってきているように思えます。
イングランドのちいさな地方の郵便局では 女王さまの通常切手しか扱ってないようでした。