花

 

ヒース heath

heath  heath  heath  本のなかに出てくる植物名で ずっとわからなかったのが、この「ヒース」 heathです。
ヒースと呼ばれる植物は日本では見たことがありませんでした。
荒れ地に紫色の花を咲かせていること、岩の割れ目にも生えていることくらいの記述しかなくて、どんな花なのか ぜひ見てみたい花でした。イギリス固有の植物なのかとも思っていました。
 上の写真の花がヒースだと思われるものです。日本でなら高山植物の類に入りそうな仲間です。
湖水地方の岩の多いところに咲いていました。この岩場でも紫色のちいさな花をつけている植物には何種類か混じっています。これらの花の総称ではないでしょうか。


ハリエニシダ gorse (whin)

gorse  これが 「ハリエニシダ」でしょう。黄色の花を咲かせる、とげの痛い植物と本にはよく出てきます。 たとえば、プーPoohは登った木からハリエニシダの上に落ちてしまって、おしりにとげが刺さったという事件がありました。
 コニストン湖の西岸を歩いていて、これこそ ハリエニシダにふさわしいと思える植物に出会いました。固くてとげだらけでまったく手で持つこともできません。アザミの葉のとげも痛いけれど これよりずっとましです。これならヒツジなどに食べらることはないでしょう。

オルレア Orlaya grandiflora

orlaya  コニストン湖からフォックスヘッド村への牧場のフットパスに咲いていました。イギリスでは野草なのですが、最近、花として日本で栽培されているのに出会いました。白い花火のようなみごとな花です。とげとげのついた種子ができます。

エゾミズタマソウの仲間 Circaea lutetiana?

フォックスヘッドYHで見つけた野草です。アカバナ科のエゾミズタマソウの仲間だと思えるのです。4枚の白い花弁と立ち姿、葉の形も似ています。



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