出会った鳥たち
朝食のパンがたくさんあるとき、少し残してとっておきます。それで私のザックの中には いつも固くなったパンが入っています。これはあちこちで出会う 鳥さんたちのためです。
コニストン湖の湖尻を何度か通りましたが、ここを通るたびに私はカモさんたちの歓迎を受けました。
カモやオオバンたちはエサをもらえると分かると、水面を走るようにわっと集まってきます。
カモたちは「グエッグエッ」と鳴き交わして歓迎してくれます。私も「グエッグエッ」と答えて 朝ごはんを分けてあげます。
鳥たちに比べて牧場のヒツジたちは愛想なしです。せっかくパンをあげようと呼びかけても答えてくれません。
コニストン湖の北端で出会ったカルガモくんたち。エサを求めて 白い夏羽のユリカモメもやってきます。
ごはんだよ、と呼びかけると答えてくれます。
ノーフォーク地方のビュア川にはCOOT CLUB が保護に活躍したためでしょうか、渡し場亭のところではとてもたくさんのオオバンが集まってきました。オオバンがこれほどの群れでいるのは初めて出会いました。
ホークスヘッド YHのベンチ座っていると、コマドリがすぐ近くにやってきました。となりのベンチにとまりました。おどかさないようにカメラを取り出します。ひとをこわがりませんが、大きな動きはできません。そっと撮しました。
ウインダミア湖の畔にあるアンブルサイドYHの朝、コクマルガラスの数百羽の群れがビュア・ビュアと鳴き交わしてYHの屋根に集まって休んでいました。やがてカラスたちは少しずつウインダミア湖を渡って行きました。湖の向こう側へ朝食にいくのでしょうか。
Walton_on_the_Naze の農場で出会ったガンgooseの群れ。カナダガンのようです。
この中の白い鳥はガチョウのモルテンなのでしょうか、遠くてよくわかりません。
1998.8 Stratford upon Avon