morning table

 ホーニング村の朝、よく晴れています。
 朝食はきのうと同じディビット夫妻とです。また たくさん聞かれました。乗る列車は何時に、どこへ行くの。今夜の宿の予約Bookingはしてあるの、何日いるの、イギリスではどこを見ていくの? 英会話の実践のようです。 朝食は昨日とは違うのをお願いしたら、これが Real English Breakfastとソーセージと塩からいベーコン、目玉焼きなどを用意してもらいました。
  Wroxham駅に向かって歩いて ちょうど案内所の前を通るときです。お世話になった係の方がおられるのかな、とガラス窓の中をのぞいてみると、ほがらかな2人に気付いてもらいカウンターから手を振ってもらいました。ありがとう。

 Wroxhamからの列車は30分遅れから40分以上の遅れになり、ようやく乗り換え駅のWarrington centralに着きました。ここから違う鉄道会社のBank Quay駅まで歩いて行かなければなりません。イギリス国鉄National Railは もとたくさんあった私鉄をまとめていますが、路線はまとめられていません。違う路線の乗り換え駅は近くにあるとは限らないのです。
 到着が遅くなったので乗り換え列車の時刻に間に合うのでしょうか。でも、その駅が近くにあるのかわかりませんでした。駅前にあった案内板からだいたいこの方向らしいと方位磁針を見て焦って歩きました。まず西に向かって歩き出しました、そして少し進むごとに出会う人に駅へ行く道を聞いてまわりました。みんなとても親切です。駅の場所を知らない人に聞いてしまったので、そばを通る人に更にたずねてもらったこともありました。
 結局、Bank Quay駅までは500m以上離れていました。列車の時刻がせまっていたので、急いでホームに上がって列車の案内ディスプレイを見ます。でも、この路線もすべての列車が遅れていました。たくさんの人がホームで待っておられます。 cat  私が乗る予定の列車も 75分遅れでやってくると初め表示されたのですが、この列車の到着はもっと遅れることになりました。ホームや待合室でみんな列車を待っています。待合い室でバナナとジュースなど少し食べて待つことにします。向かいのベンチにネコがいすでゆっくりのびています。人間があせっているのを見ながら、ほんとにリラックスして気持ちよさそうに待合室でのびきっているのです。
 90分遅れでやってきた列車に乗り込むと、車内は冷房がなく暑くて みんなたいへんでした。これまで、イングランドでは冷房が必要なほど暑くならなかったのでしょうか。窓も開けられるようには作られていません。
ゆっくり進む列車の遅れはどんどん増えて2時間近くになりました。車掌さんが客室をまわって、運転手からということでボトルに入った水がみんなに配っていただきました。のどは乾いてませんが冷たい水は助かります、これで頭を冷やすことにします。
 ようやくオクスンホルムOxenholme駅に着きました、ここでウインダミア方面へ乗り換えます。暑い列車から降りてほっとしました。でも、ホームでしばらく待っていても、ウインダミア行きの列車20:00発がなぜかやって来ません。つぎの20:50発に乗ることになりました。
 終点のウインダミア駅についたときはうす暗くなってきていました。この時間ではもうユースホステル行きのYH巡回バスはありません。路線バスも終わっていました。10数人いた列車から降りた人はさっさとタクシーなどで行ってしまい、駅前に残されたのは私も含めて旅行者の4人です。どうしようか、暗くなった道を歩いて行くしかないかと困っていました。でも、最後のタクシーが出発するとき、運転手が私に向かってどこまで行くのだとたずねられました。amblesideです と答えると、そこで待て waiting there!と言い残してタクシーが行ってしまいました。
 10分くらい待っていたでしょうか、駅前にそのタクシーが戻ってきました。amblesideYHまで乗ると やはり遠かったと思いました、暗くなった道をとぼとぼ歩いて行けば たいへんだった距離でした。
 YHに着いたのは夜10時前です、すっかり暗くなっていました。到着が遅すぎるので予約が取り消されてないか、心配しながら入っていきました。受付で私の名前が予約簿に書かれてあるのを見つけてほっと安心です。かぎをもらって2階の部屋へ。湖に向かっている窓の前のベッドを使うことにします。暗くなっていますが、この部屋のみんなはまだ戻って来ていません。
next day windermere

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